明大の小島大河捕手(4年=東海大相模)が西武から1位指名を受けた。

東海大相模時代は当初二塁手で、大塚瑠晏(るあん)内野手(東海大)と二遊間を組んでいたこともあった。高2の冬に同校を当時率いた門馬敬治監督(55=現・創志学園監督)から「キャッチャーをやってみろ」と言われ、守備位置の変更となった。打球処理から配球を考えるに至るまで最初は全てが戸惑いの連続だったが、先輩に教えを乞い克服していった。恩師の鶴の一声がなければ考えもしなかったことが「今思えば分岐点」と捉えることになった。

大学球界を代表する「打てる捕手」だ。決してスラッガータイプではないが、東京6大学リーグで通算7本塁打をマーク。広角に打ち分けるバッティングセンスは天性のもので、同じリーグの好投手を次々と攻略し「投げるところが見当たらない」と言わしめるほどだ。大学日本代表にも2年連続で選ばれ、大学球界を代表する強打者へと成長。攻守で圧倒的な存在感を放つ扇の要は、迎えた秋のドラフトでも引く手あまた。明大からの指名はNPB最長記録を更新する16年連続の快挙となった。