日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が球団の選手会長に就任することが23日、分かった。昨オフに次期会長候補として副会長に就任していた背番号21が、来季からは満を持してチームリーダーとなる。22年オフから選手会長を務めてきた松本剛外野手(32)は勇退。新会長を支える新たな役員人事も着々と進んでいるという。フレッシュな“清宮幸内閣”で選手も一致団結し、来季は10年ぶりのリーグ制覇を目指す。

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ついに清宮幸が選手会長になる。実質的な“初仕事”はエスコンフィールドでの秋季キャンプ最終日だった9日。最後の手締めのあいさつだった。大役を任された経緯は「たぶん来年、選手会長やるんで」と説明。自覚たっぷりに、前日からあいさつの内容も考え尽くして「ペイペイドームのあの光景は、もう見飽きたと思います。来年、絶対に日本一を取ります」と力強く宣言していた。

清宮幸会長の誕生は既定路線だった。選手会役員に加わったのは23年シーズンから。最初は書記だった。現選手会長の松本剛は当時、この人事について「ちょっと自覚を持ってもらおうっていう意味で。次期会長をやってもらうぐらい引っ張ってもらいたい思いを込めての清宮」と説明。昨季は規定打席未満ながら打率3割をクリアすると、昨オフは早くも副会長へと昇進させていた。

そして今季はチームトップの138試合に出場し、安打数もリーグ2位。名実ともにチームを引っ張る存在に成長した。清宮幸を次期会長に推し続けてきた松本剛は「僕も正直FA関係なく、今年で選手会長は辞めようと決めていた。清宮に今年は副会長をやってもらって、こういう仕事があるよって伝えながらやってきた。そのままやってもらおうと思う」と選手会長を継承することを決めた。

“組閣”も着々と進んでいる。参謀となる副会長には清宮幸と同学年で今季は会計を務めた北山が内定。その会計には、ミレニアム世代の野村が抜てきされて“初入閣”する見通しだ。近日中に開催の選手会納会で承認されれば、晴れて清宮幸選手会長が誕生。秋季キャンプの手締めのあいさつに「来年絶対勝つんだっていう気持ち」を込めた新たなリーダーが覇権奪回の旗手になる。

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