侍ジャパン栗山英樹監督(61)が8日、練習を行った東京ドームで公式会見に臨み、WBC初戦となる9日の中国戦で大谷翔平投手(28=エンゼルス)が先発し、野手としても出場する“二刀流開幕”を公表した。「大谷ルール」を適用して、DHでスタメン出場するとみられる。

9日の先発を問われた栗山監督は「大事なスタート。とにかく大谷翔平でいく。ただ、それだけです」と明言。大谷は二刀流での開幕かと問われると「二刀流でいく? まあ、本人もそれについてはコメントすると思うけど、打って、投げて、その姿を誰もが見たい。待っている。そのことを、僕が待っている。もちろん、投げながら打ってもらいます」と、話した。

大谷はWBC初戦から二刀流でいくことに関して、名古屋でチームに合流した3日に「もちろん、それが僕のプレースタイルではあるので、そのつもりではいます」と、意欲的に話していた。いよいよ日本が世界に誇る「Two-Way-Player(二刀流選手)」が、WBCの舞台に立つ。