WWEのビンス・マクマホン会長兼CEO(72)は25日(日本時間26日)、新たなアメリカンフットボールのプロリーグとなる新XFLを立ち上げると発表した。

 新XFLはマクマホン会長自らの資金で設立した会社「アルファ・エンターテインメント」により運営。20年初頭の開幕を目指し、1チーム40人からなる計8チームが、10週にわたるレギュラーシーズン、上位4チームによるトーナメント形式のプレーオフで優勝を争う。既に1億ドル(約110億円)の資金を用意しているという。

 同会長は「新たなXFLは、米国でもっとも人気のあるスポーツを再構築するエキサイティングな機会です。キックオフに向けて、選手、コーチ、医療関係者、テクノロジー専門家、メディア、そして誰よりもファンみなさまの声を聞き、創造的なアイデアを実現していくことを楽しみにしています」とコメントした。

 なおマクマホン会長は今後もWWEの会長兼CEOの職は継続。新XFLには他の人材を登用して、運営していく方針だという。旧XLはWWE(当時WWF)が米テレビ局NBCとタッグを組み、01年に1シーズンのみ開催されていた。