WWE史上初となる女子30人によるロイヤルランブル戦で、ロウのアスカ(36)が初代優勝者となった。

 25番目に登場し、ベラ・ツインズ(ブリー、ニッキー)、サーシャ・バンクスと最後の4人に残った。集中砲火の攻撃を浴びせてきた3人が途中から仲間割れ。バンクスをベラ・ツインズが背後から捕まえて場外葬。ツインズ間でもブリーがニッキーの裏切りを受けて不意打ちで脱落。アスカがニッキーとの一騎打ちになると、ロープ際での攻防から関節技を仕掛けて2人でエプロンに倒れ込み、最後はニッキーを蹴り落として生き残った。

 第1回優勝者となったアスカはWWEで無敗記録をさらに継続中。自らのツイッターを通じて「無敗、連勝、防衛、最短…ワテのヒストリーコレクションにまた歴史的な記録が陳列されました。すごすぎやでホンマ」と喜びを表現した。

 これで4月8日に控える最大の祭典レッスルマニア34大会(米ニューオーリンズ)での王座挑戦権を獲得。試合後、ロウ女子王者のアレクサ・ブリス、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーもリングインしたが、元UFCバンタム級女子王者ロンダ・ラウジーの乱入で、ベルト選択ができなかった。後日、あらためて挑戦する王座を決めることになる。