日本スーパーバンタム級王者久我勇作(27=ワタナベ)が1回TKOでV2に成功した。

 同級1位小坂遼(24=真正)を迎え撃ち、2度ダウンを奪って1回2分13秒TKO勝ちした。世界挑戦経験ある和気慎吾(30)からの対戦アピールに、世界挑戦へのステップへ本人も陣営もやる気満々だった。

 久我はまずは右アッパーでぐらつかせると、右ストレートを打ち下ろして最初のダウンを奪った。小坂は立ち上がってきたが攻撃の手を緩めず、左フックで2度目のダウンを食わせる。小坂は立ち上がったがレフェリーストップとなった。右拳を痛めて7カ月ぶりの試合だったが、パンチ力は増していた。

 初防衛戦は判定勝ちだった。「倒せずに自信を失いかけた。最低倒したかった。スッキリした」と満面の笑みを浮かべた。すでに4団体とも世界ランク入りしている。渡辺会長は「チャンスがあれば」と世界初挑戦を心待ち。そこへこの日エキシビションのスパーに登場した和気から、4月に試合を控えるが「次は勝者とやりたい」と対戦アピールされていた。久我は「それは知らなかったが、4回戦のころにトップだった人。ぜひやりたい。ファンも見たいカードで盛り上がる」。渡辺会長も「世界挑戦者決定戦に」と、サバイバル戦に意欲的だった。