ボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(38)の引退式が、27日に東京・後楽園ホールで行われた。

 リングに上がると10カウントゴングが打ち鳴らされて、日本歴代3位のV11を達成した高1から22年間のボクサー人生に別れを告げた。

 内山が後楽園ホールのリングに上がるのは、09年にV5を果たした東洋太平洋王者時代以来だった。茶のスーツ姿だったが「リングに上がるとやっぱり緊張する。試合をしたくなった」という。10カウントには「引退を実感した」と話した。

 昨年7月に引退発表、12月には約1200人を集めての記念パーティーを開いた。異例の3度目となる引退セレモニーも7人から花束贈呈された。後援者からリフォーム工事代、高級スーツ一式、松阪牛1年分などユニークな記念品も贈られ、あらためて高い人気と人望を示していた。

 アマジムを年内に開く準備中で、都心で60から70坪の物件を探している。リング上からも「会員500人なら生活も安定する」とジョーク交じりに売り込み。これからは指導者として第2のボクシング人生へ歩み出す。