武田光司(26=BRAVE)が、“ブラックパンサー”ベイノア(26=極真会館)に2回一本勝ちした。

「黒さは強さ」と豪語するこんがりと日焼けした両者の対戦は、完璧な試合運びの武田に軍配が上がった。

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武田は相手を抱え上げ、たたき落として優位な体勢に持ち込み、上からたたきつけ、ベイノアの体力を奪った。2回にカウンターを食らうも、すぐに懐に飛び込み、連続攻撃を回避。お手本のようなグラウンドコントロールで最後はひじを絞め上げ、「一本で勝つと言っていたので、大みそかの締めくくりとしては良かった」と満足げだった。

本来なら、第15試合のライト級タイトルマッチでソウザに挑戦するはずだった。9月に矢地に敗れ、その座を奪われた。「勝っていれば今日、ベルトを掛けてやっていた」と悔しさもにじませた。それでも「RIZINで来年も活躍していきたい」。海外挑戦も視野に入れる武田が、22年もさらに強く、さらに黒くなって突き進む。

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