プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が4団体統一へ、最強ボディーをつくり上げた。

12月13日、東京・有明アリーナで開催されるWBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)との4団体王座統一戦に備え、10月31日から3日間、長野・軽井沢でフィジカル強化を目的として合宿を敢行。2日に打ち上げた。

父真吾トレーナー、元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーの指導のもと、元WBC世界同級暫定王者の弟拓真(26)、元日本スーパーライト級王者のいとこ浩樹(30)とともに約10キロのロードワーク、台車を活用した下半身トレーニングなどで強化。井上は「試合まで1カ月半前ということで、テーマはスタミナとメンタルの強化。(八重樫トレーナーには)下半身、足腰の強化を中心に組んでいただきました」と合宿のテーマを説明した。バトラー戦仕様の特別メニューではないものの「12回をフルで戦うためのスタミナとメンタルを強化できました。試合まで40日になりますが、今回の合宿で今は身体に最高の負荷がかかっています。それだけ今回の合宿は充実しました」と手応えを示した。

既に全身の筋肉が極限まで張り詰めているという。「走り込みや瞬発力の強化がメインでしたが、その中でも全身を使うトレーニングも多かったので、全身が張っている状態」とギリギリまで追い込んだことを明かした。今週は疲労した筋肉を休め、7日から本格的にジムワークを再開する予定となっている。