頸髄(けいずい)損傷で入院中の元プロレスラー天龍源一郎(73)を支援する興行「天龍祭~天龍源一郎AID~」(協力・天龍プロジェクト)が12日、東京・新木場1stリングで行われ、天龍の娘、嶋田紋奈(あやな)代表が、前日11日に「敗血症性ショック」のために緊急手術を行った父の現状を報告した。
現在は意識のある状態で、集中治療室(ICU)で経過観察しているという。嶋田代表は「ICUで過ごすことにはなっているが意識はあるし、今一生懸命治療に励んでいる」と説明。昨日の夜に看護師からの連絡で本人と話しができたことを明かし、「その時に大将が最初に言ったことは選手のことと、今日の天龍祭の心配だった。本当にプロレスが好きだし、プロレスラーが好きなんだなと。その気持ちに応えていける自分でありたい」と、涙で声を詰まらせながら話した。
そして「まだまだ心配をかけてしまいますけど、絶対にこのリングにかえってくる。もう少しお時間を頂いて、一緒に盛り上げていただきたい」と力強く呼びかけた。
数日前から発熱や血圧低下が見られたため、検査を行ったところ、緊急性の高い状態と判明。治療可能な病院に搬送され、搬送先で緊急手術を行っていた。
昨年9月初旬、長年の現役生活による負担で症状が顕著に出たとし、突然死のリスクを避けるために入院していることを公表。「環軸椎亜脱臼に伴う脊髄症・脊髄管狭窄(きょうさく)症」と診断され、同月14日に手術。リハビリを続けており、今年に入ってからは一時帰宅するなど回復を見せていた。

