『元アマチュアレスリングエリート対決』は、16年リオデジャネイロ五輪男子グレコローマン59キロ級銀メダリストの太田忍(29=パラエストラ柏)が、わずか27秒KOで決着をつけた。

バンタム級(リミット61キロ)5分3ラウンドで、全日本選手権グレコローマン3連覇(12、13年=60キロ級、14年=59キロ級)の倉本一真(36=リバーサルジム新宿Me,We)と因縁対決。初回開始早々、組み合いからの離れ際に放った右フックの一撃で、太田がライバルをマットに沈めた。

アマレス時代の対戦成績は1勝2敗。総合格闘技デビューは倉本より3年遅かった。五輪銀メダリストの看板を背負って格闘技デビューしたものの、20年大みそかのRIZINの所英男戦で2回腕十字で一本負け。その後、連勝したが、昨年7月の「RIZIN37」で元谷友貴に判定負け。豊富な格闘技のキャリアを誇る倉本戦は、苦戦を予想する声も多かった。

「負ける、勝てるわけないだろう、何もできないだろうと言われて、むちゃくちゃ悔しくて、ぶっ倒す準備をしてきた」と太田。パンチ一発で終わったが、今回の初のケージ戦に向けて、徹底した練習で自信を深めていた。「まだまだ自分は中堅くらいだと思う。むちゃくちゃ練習してタイトルマッチができるようになりたい」と勝っておごることはなかった。

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