プロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が12月26日、日本でWBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体王座統一戦に臨む予定であることが12日(日本時間13日)、ドミニカ共和国で開催中のWBO年次総会の会合で報告された。タパレス陣営のショーン・キボンズ氏が、WBOのフランシスコ“パコ”バルカルセル会長らに伝えたもの。会場は明らかにされていないが、米専門サイトのボクシング・シーンでは東京開催と伝えている。

今年1月にバンタム級の4団体のベルトすべてを返上した井上はスーパーバンタム級に転向。今年7月、WBC、WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトン(29=米国)を8回TKO撃破し、井岡一翔(志成)に続く国内2人目の世界4階級制覇、そして世界ベルト2本の同時獲得に成功した。また試合視察していたタパレスもリングに上がり、両者が対面。年内に4団体王座統一戦に臨む約束を交わしていた。

9月下旬、都内で開催されたイベントに出席した井上は「タパレス選手との交渉はすごくうまく進んでいると聞いている。タパレス戦に向けて練習している」と12月開催を念頭に置いて調整していると明かしていた。正式決定すれば、井上にとってテレンス・クロフォード(米国)に続く史上2人目、アジア初となる2階級での4団体王座統一を狙えるチャンスが到来する。