久々の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」結成も“米最強”タッグの前に沈んだ。プリンセス・オブ・プリンセス王者・山下実優が伊藤麻希とのタッグで、マーシャ・スラモビッチ&キラー・ケリー組に敗れた。勝利目前、山下が観客に向かってポーズを取り、フィニッシュに向かうところで「何度も対戦している」というマーシャにスピンキックをかわされ、まさかの逆転3カウント。試合後は、コーナーにもたれかかり、ぼうぜんとした表情で喜ぶ相手を見つめるしかなかった。

ともに海外遠征が多い中、久しぶり“再結成”。それでも「会ってない時間が長いと調子いい」と全く気にしていなかった。伊藤も「完全にいい流れだった」と順調な試合運び。海外での試合を多くこなしている2人だけに、観客を味方につけながら、連係技も完璧に決めるなど、序盤から優位に試合を進めたが、最後に落とし穴が待っていた。

試合後はさすがに悔しい表情。山下は「いやあ、もう自分の弱さが出た。(自信過剰に)なっちゃった」と肩を落とした。勝利して機嫌のいいマーシャからは「1・4東京、パイルドライバーで死へ追い込んでやる」とベルトへの挑戦表明を受けた。山下は「もっと体を鍛えて、かつもっと分析してタイトルマッチに備えたい」と切り替えた。24年を王者としていいスタートを切るために、休みなく走り続ける。