2024年のプロボクシング年間優秀選手表彰式が31日、東京ドームホテルで行われ、7年連続8度目の男子最優秀選手賞(MVP)を受賞した井上尚弥(31=大橋)が中谷潤人(27=M・T)との対戦を電撃的に呼びかけた。
スーパーバンタム級世界主要4団体統一王者で2度の防衛に成功した井上尚が突然、将来的な対決が期待され続けてきた世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者へ。
「中谷君、1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう」
同じく壇上に座っていた中谷も呼応し「ぜひやりましょう」。握手もかわして、場内がどよめいた。ホテル隣接のビッグエッグで、世界中が注目するビッグマッチが26年に実現する可能性が出てきた。
井上尚は昨年5月、東京ドームで34年ぶりに開催された世界戦でルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝利。同年9月にはTJ・ドヘニー(アイルランド)を7回TKOで退けて4本のベルトを守った。井上尚-ネリ戦は世界年間最高試合に選ばれ、日本国内でも自らの記録を更新する8度目のMVPに輝いた。
一方の中谷は技能賞とKO賞を初受賞し、同席していた。殊勲賞はWBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)が初、努力・敢闘賞にはWBOアジアパシフィックバンタム級王者の那須川天心(帝拳)が選ばれた。

