メインイベントでGHCヘビー級王座戦が行われ、王者OZAWA(28)が23分31秒、Real Rebel(ワンステップのフェニックス・スプラッシュ)で清宮海斗(28)から3カウントを奪って5度目の防衛に成功した。
OZAWAとの抗争の中で、正統派ベビーフェイスながらファンからブーイングを浴び、“狂乱のプリンス”と化した清宮がひと味違った怒りの攻撃を展開。場外では鉄柵を飛び越えてウルトラ・タイガードロップ(ノータッチトペ・コンヒーロ)をOZAWAに見舞い、馬乗りで鉄拳制裁も下した。
さらに終盤にはこれでもかとシャイニング・ウィザードを連発。さらに介入してきたチーム2000Xのマネジャー、ヨシ・タツらを蹴散らすと、ヨシ・タツがなめていたロリポップをぺろり。さらにそれをOZAWAになめさせる狂いっぷりを見せつけ、OZAWAを瀬戸際まで追い詰めた。
だがOZAWAはコーナーに登った清宮をパイプイスの座る部分で殴打。そのままスパニッシュフライでマットにたたきつけ、さらに清宮の新技プリンス・エルボー(ダイビング・エルボー)を完全コピーして清宮のボディに強烈なヒジを食らわせた。そして最後はリストクラッチ式のブルーサンダーから代名詞Real Rebelへとつなげて勝利した。
OZAWAは試合前、清宮に対し「俺に負けたらノア退団だ」と宣告していたが、この日の試合後のマイクでは「清宮! まだまだ早いよ。清宮程度のレスラーが俺に勝てるわけないだろ。決めました。清宮海斗は本日からパシリとしてチーム2000Xの新メンバーになります」と勝手にパシリ扱い。
続いて遠藤哲哉が登場し、次期王座挑戦を直訴すると、杉浦貴も呼び寄せ「決めました。お前らまとめて2人相手にしてやる。ルールはサバイバル3WAYマッチ」とまたまた勝手に決定。3人のうち残った1人が勝者になるマッチで次期王座戦は行われる見通しとなった。
OZAWAはその後も言いたい放題で、自分が王者でなくなれば、この日、後楽園ホールを埋めたファンたちも離れていくだろうと断言。「私がチャンピオンで居続けることが、ノアを守ることにほかならない。上の偉いヤツらよく聞け。俺を全力で推しなさい。サイバーファイトをあげて、俺を全力で推しなさい。俺がプロレスリング・ノアの光だ!」と会社幹部に命令していた。【千葉修宏】

