ボクシングWBA世界スーパーバンタム級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が「150%超え」の気合と準備で怪物撃破を狙う覚悟を示した。14日に名古屋・IGアリーナで4団体統一同級王者井上尚弥(32=大橋)との対戦を控え、1日に横浜市で練習を公開。パワフルな動きと力強い右フックなどを披露した。五輪銅メダル、プロでも2団体同級王座統一という実績を誇る井上の「最大の強敵」は誇りを胸に秘め、挑発的な態度も示した。

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井上陣営は「キャリア最大の強敵」と言われるアフマダリエフを強く警戒した。所属ジムの大橋秀行会長(60)、井上の父真吾トレーナー(54)が1日に横浜市で行われたアフマダリエフの公開練習を視察。シャドーボクシング、ミット打ちをみせたWBA暫定王者の動きをチェックした。大橋会長は「パンチが強く、スピードもあってテクニックもある。アフマダリエフ選手が自分で言うように総合力があるよね。この総合力というのが1番やっかい。短所がない」と厳しい表情だった。

また真吾トレーナーも「基本がしっかりしている。右フックも印象的。パンチを打った時のパワーはしっかりあるし、すごくバランスも良い。シャープというよりもパワー。イメージ通りのトップアマ。ボクシングIQがこわい」とあらためてアフマダリエフの強さを認めていた。