メインイベントの6人タッグで渡辺未詩&愛野ユキ&風城ハルと、荒井優希&遠藤有栖&鈴木志乃が対戦。この試合は3月29日両国国技館大会で行われるプリンセス・オブ・プリンセス王座戦へ向けた3度目の前哨戦だったが、王者の未詩が19分19秒、カナディアン・バックブリーカーで挑戦者の荒井から直接ギブアップ勝ち。勝利決定直後にニヤリと笑みを浮かべるなど未詩のすごみが際立った一戦だった。

未詩と荒井で試合はスタート。中盤になると2人は強烈なエルボーを打ち合い、絶対に譲らないという気持ちの強さを示した。未詩が荒井を抱え上げてコーナーにたたきつけ、さらに背中からエルボーを連打すると、荒井も負けじと串刺しビッグブーツを未詩の顔面にヒット。リング中央でももう1発突き刺した。

試合が佳境に入ると、未詩が代名詞のジャイアンとスイング狙い。これは有栖が荒井の手を握って阻止したが、未詩はそのまま逆エビ固めに移行して荒井を痛めつけた。その後、荒井は声を上げながら何度もエルボーをたたき込んだが、ビッグブーツを未詩にキャッチされ、そしてついにジャイアントスイングの餌食となった。

最後も未詩対荒井の状況となり、未詩が笑みを浮かべながら荒井の背中にバッティング式ダブル・スレッジ・ハンマーを連打。さらに荒井のフルネルソンを力づくでほどき、バックブリーカー。そして2度目のカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げると、荒井がたまらずギブアップした。

未詩は試合後、荒井の目の前でベルトを掲げて挑発。その後、マイクを持つと「初刈谷大会、勝ちましたー! いえーい! 春烈の人のおかげもあって、私は荒井との前哨戦で勝ててめっちゃよかったです」とご機嫌で、バックステージでも「きっとこの結果は荒井優希にとっても心臓の奥底まで高く響いてると思うし、次、荒井がどう来るか。まだ私は気になってること何点かあるので、そこをまだ前哨戦たくさんあると思うので探っていきながら、もっともっと高め合っていけたらなって思っています」と手応えも口にしていた。

▽荒井優希のコメント「両国まで30日切ったぐらいのこのタイミングで今日の負けが痛すぎて。あと普通に腰が痛すぎて。あらためてやっぱり先輩、キャリアも違いますし、技の威力だったり重さとかも違うので。そういうのをしっかり前哨戦で体感できた、良かったと思っていくしかないので。悔しいですけど、今この段階で未詩さんとの距離を自分なりに測れているのはいいかなと思います」