大相撲の小結御嶽海(26=出羽海)が初場所7日目の19日から休場することが決まった。この日、「左大腿(だいたい)四頭筋腱(けん)部分損傷により2週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出した。6日目の妙義龍戦で左膝を負傷。師匠の出羽海親方(元前頭小城ノ花)は「膝の上の筋を痛めたみたい。軽く内出血もしている。様子を見て、今日、明日とゆっくりして」と明かし、現時点で8日目まで休場する見込み。

御嶽海は6日目を終えて5勝1敗と好調だった。7日目は不戦敗で、対戦相手の北勝富士は2日連続の不戦勝となる。

御嶽海はこの日の朝稽古を休み、部屋に1度姿を現してから病院へ。ぎりぎりまで出場の可能性を探った。師匠も「本人が一番悔しいだろう」と弟子の気持ちを推し量った。

御嶽海の休場は16年初場所10日目以来、2度目となる。