西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が初優勝を果たした。勝てば優勝、敗れれば決定戦に持ち込まれる可能性もあった大一番で、隠岐の海を突き出して13勝目。埼玉県出身では初、追手風部屋としても初めての優勝となった。

大栄翔の主な一問一答は以下の通り。

-賜杯を抱いた心境は

大栄翔 あんなに重いものだと思っていなかったのでびっくりしたけど、うれしかった。

-単独先頭で千秋楽を迎えた緊張感

大栄翔 自分の相撲を取りきるしかないので、悔いのないように思い切って取ろうと思った。

-優勝を意識したのは

大栄翔 14日目に勝った時に明日最後一番という気持ちだった。(意識による影響は)ゼロではない。最後まで気を抜かずにと思っていった。

-埼玉県勢初優勝

大栄翔 非常にうれしいです。

-同部屋の剣翔が十両優勝

大栄翔 本当に追手風部屋みんなが調子良かった。本当にうれしいです。