新入幕の東前頭17枚目錦富士(25=伊勢ケ浜)が、待望の横綱土俵入りでの露払いを務めた。

この日、兄弟子の横綱照ノ富士の横綱土俵入りで露払いデビュー。「感慨深いものがあった。初めて(横綱土俵入りを)間近で見てうれしかった」と目を輝かせた。

実は場所前から、6日目に露払いを務めることを照ノ富士から言われていたという。幕尻のため今場所は初口(幕内最初の取組)が多くなると予想されていた。初口だと横綱土俵入り後すぐの取組となる。準備が慌ただしくなる上に、新入幕として普段以上に緊張するのではないかと照ノ富士に気遣われていた。そのため中盤戦の6日目にとお願いされたものだった。結果的にこの日は初口となったが横綱土俵入りから力をもらい、西前頭17枚目千代丸(31=九重)を寄り切りで破って4勝目を挙げた。

露払いの所作については「YouTubeを見たり、(兄弟子の)宝富士関や照強関から聞きました」という。コツについては「リズムを崩さず、横綱に合わせるようにすることです」と明かした。