大相撲九州場所(福岡国際センター)初日を翌日に控えた12日、小結大栄翔(29=追手風)が報道陣の電話取材に応じた。
この日は福岡市の宿舎で相撲は取らず、基礎運動などで調整。11日までは新三役の小結翔猿らの関取衆と毎日25番前後の申し合い稽古を行ってきたという。「一年納めの場所なのでしっかり明日から気合をいれてやろうと思います」と意気込んだ。
10日には29歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出はできないため、部屋でささやかながらのお祝いを受けたという。「おめでとうと言ってもらったり、食べ物をもらったり。九州だったので地鶏のタタキとか、おいしかったですね」と、九州場所前に誕生日を迎えたからこそのお祝いとなった。
今年は3月の春場所でこそ平幕だったが、九州場所を含む残りの5場所は三役として土俵に上がった。しかし「もっともっと厳しくしないと現状のままで終わってしまう。上を目指すならもっともっと、厳しい相撲を取らないといけない」と厳しい自己評価。最高位は関脇なだけに、まずはその上の大関を意識するようだった。
初日はプライベートでも仲がいい、埼玉栄高の後輩にあたる大関貴景勝戦が組まれた。結びの一番でもあり「本当に気合が入りますし、初日なのでこれがいい流れになるとかもある。しっかり思い切って気合いれたい」と意気込んだ。
目標は夏場所以来の2桁勝利。「来年のためにも、今年の締めという意味でも、やっぱりいい結果で終われることが一番だと思います」と話した。

