最高位前頭筆頭で、11月の大相撲九州場所限りで引退した元豊山の小柳亮太さん(29)が、24年東京マラソンでの42.195キロ完走という仰天プランを明かした。27日、東京・両国国技館で行われた関取衆による力士会を訪れ、あいさつ。その後、報道陣の取材に応じた際に「再来年の東京マラソンに出たいなと思っています。それまでに体重100キロを切るぐらいまで絞って」と打ち明けた。

九州場所では185センチ、181キロだった。それがすでに「159キロに絞りました」と、1カ月余りで22キロの減量に成功していると告白。今後は都内を軸にパーソナルトレーナーとして活動予定で、身をもって肉体改造の成功を示すつもりだ。現在は「ひざに負担をかけないように」と、ウオーキング中心に、フルマラソン完走に向けた準備を進めているという。

ウオーキングは「すり足じゃないです(笑い)」と、現役時代から変わらない、目じりを下げた笑顔に充実した第2の人生をうかがわせた。断髪式は未定ながら、6月を候補としている。