新型コロナウイルスの影響で販売中止となっていた東京・両国国技館の名物「国技館焼き鳥」が初場所3日目の10日、館内販売を再開した。国技館サービスによると、この日は800箱が販売されている。

岩手県内の製造工場に勤務する従業員寮で新型コロナのクラスターが発生して作業ができない状況となり、初日から販売中止となっていた。同社の担当者は「生産のめどがついて、今日から再開となりました。工場の頑張りです。徐々に販売数を戻していきたい」と安堵(あんど)していた。

「国技館焼き鳥」は両国国技館の手土産として人気商品。岩手の工場から運ばれた鶏肉を毎日国技館の地下で焼き上げて販売し、焼き鳥3本、つくね2本の5本入り1箱750円で販売している。