東前頭5枚目の宇良(32=木瀬)が、大関琴桜(26=佐渡ケ嶽)を押し出す殊勲の“銀星”を挙げた。下から突き起こすような押しで大関をズルズルと後退させた。東土俵に押し込み、さらに琴桜の引く動きにつけ込み、そのまま押し出した。対戦成績で、ここまで3勝6敗で連敗中だったが、執念の押しの一手で5勝4敗と、再び白星を先行させた。

大関戦勝利は、1場所3勝した今年3月の春場所(初日=豊昇龍、3日目=霧島、5日目=琴ノ若)以来、3場所ぶり。取組後、NHKのインタビューに呼ばれた宇良は、大歓声を受けての一番に「気持ちで負けないように頑張りました」とし、励みになることは? という問いに「お客さんの声援です」と返答。10日目以降については「一生懸命、頑張ります」と短く答えて引き揚げた。

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