日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。同協会がまとめた部屋別・出身地別集計表によれば、初場所の力士総数は初場所から1人増の588人。相撲部屋の数は45部屋に及ぶ。では部屋別、出身地別のナンバーワンはどこか…。データを紹介します。

【部屋別力士数】

前年の夏場所前に宮城野部屋の力士が転籍したことで倍増した伊勢ケ浜部屋が、初場所と同じく35人の大所帯でトップをキープ。2位は20人台で、しばらくはトップの座を維持しそうだ。

2位には高砂部屋が24人で続いた。3位は追手風部屋と九重部屋が21人で並ぶ。5位の木瀬部屋は20人で、先場所同様にこれら5部屋が20人超えとなっている。6位は高田川の19人で、7位タイに境川部屋、玉ノ井部屋、二所ノ関部屋の3部屋が18人。10位タイで出羽海部屋、時津風部屋が17人で並び、ここまでがトップ10だ。

関取数のトップも伊勢ケ浜部屋で7人。横綱照ノ富士は引退したとはいえ、幕内力士は最多6人の大所帯。元学生横綱の草野が新十両となり、関取の数は先場所と変わらなかった。関取数2位は木瀬部屋で6人。3位に追手風部屋と高田川部屋が5人で続く。なお関取不在の部屋は11部屋だった。

力士数の最少は錦戸部屋と片男波部屋の4人。錦戸部屋は先場所から1人増えた。錦戸部屋は十両の水戸龍、片男波部屋には幕内玉鷲と十両玉正鳳が所属しており、“関取占有率”は高い。なお、力士数1ケタは先場所と変わらず15部屋となっている。

【出身地別力士数】

ここ数年の傾向で、都道府県別の人口比率に準じている順位に大きな変動はない。47都道府県で唯一の50人超えとなっている東京都が51人でトップ。初場所から1人減となったが、引き続きトップに立つ。

関脇の大栄翔や小結の阿炎らを出す埼玉県と、春場所開催地の大阪府が29人で2位タイ。両府県とも力士数は先場所から増減はなかった。4位には名古屋場所開催の愛知県が28人で続く。

5位は27人で神奈川県。6位に25人の千葉県、兵庫県が並ぶ。8位が熊本県で21人、9位タイには九州場所開催地の福岡県に静岡県、そして新横綱豊昇龍らの故郷モンゴルが20人で続く。

海外出身者の国別ではモンゴルの20人がダントツで、ウクライナは2人。米国、中国、ロシア、カザフスタン、フィリピンが各1人となっている。そのうちウクライナ(獅司と安青錦)、カザフスタン(金峰山)、ロシア(狼雅)、中国(大青山)は、全員がいずれも関取。国を背負いながら孤軍奮闘している。なお米ハワイ出身の光武蔵が序ノ口となったことで、米国出身力士が久々に番付に載った。武蔵川部屋所属の19歳で、元横綱武蔵丸(現武蔵川親方)のおいにあたる。