新横綱豊昇龍(25=立浪)が10日目から休場することになった。日本相撲協会は「右肘関節内遊離体、頸椎(けいつい)捻挫で約2週間の加療を要する」との診断書を公開した。
豊昇龍は前日には一山本に敗れて3つ目の金星を許すなど、9日目を終えて5勝4敗と不振だった。
1月の初場所千秋楽で右肘を痛め、今場所前の稽古からサポーターを装着していた。
師匠の立浪親方(元小結旭豊)によれば、8日目の高安に敗れた相撲で悪化。9日目に一山本にも敗れた後に話し合い、休場を決めた。師匠から休場を勧めたという。今場所の再出場はない見込み。
同親方は「相撲協会とファンの皆さんに申し訳ないと思っています」話した。
豊昇龍は2月の春場所番付発表の際には「何があっても休場しない。負けても休場しない」と口にしていた。立浪親方はこの日、その言葉を念頭に「みんなの応援に応えたいという思いや、理想の横綱像から本人もそう言ってしまった部分もあるかもしれない。本人も少し言い過ぎたと後悔しているのでは。理想と現実の違いを肌で感じたのでは」と代弁した。
豊昇龍の休場は昨年7月の名古屋場所以来。10日目の対戦相手の宇良は不戦勝となる。

