東前頭7枚目伯桜鵬(21=伊勢ヶ浜)が立ち合いから一気の出足で大関経験者の正代を破り1敗を守ると同時に勝ち越しを決めた。
立ってすぐもろざしとなった伯桜鵬はそのまま寄り切り。正代に相撲をさせなかった。ABEAMの中継の初解説だった元横綱の照ノ富士親方(33)からは部屋で日々稽古をつけてもらっている。同親方は過去の正代との対戦を振り返り「左が入った時の強さは格別」として胸を合わせないことを伯桜鵬勝利の条件としていたが、後輩の会心の勝利に「立ち合いの重さが最近出てきた」とほめていた。
昨年5月に宮城野部屋から伊勢ケ浜部屋へと転籍。当時はけいこの厳しさに「もうやめよう」と思ったこともあるという。そんな時に当時横綱だった照ノ富士親方から「ここで変わらないと強くなれない」と言われて、心を入れ替えた。新入幕の2年前の名古屋場所で11勝を挙げて三賞を獲得している。NHKの勝利者インタビューでは、その時と比べて「心技体ともパワーアップした」と確信を込めていた。

