横綱大の里(25=二所ノ関)が、難敵の前頭王鵬を破り、1敗を守って序盤戦5日間を終えた。立ち合いすぐに右をのぞかせたが、王鵬の突きに上体をのけぞらせた。それでも前に出続けると、流れで相手の首を上から右で押さえつける形となり、そのまま突き落とした。前日17日の4日目に、前頭伯桜鵬に金星を配給した影響を見せずに、3秒4で連敗危機を脱した。
「昨日、負けたので、気持ちは切り替えていけた。負けた時点で、気持ちは立て直していた」と、黒星のショックを引きずらず、心機一転で臨んでいたと明かした。4勝1敗の序盤戦を振り返り「あまり良くなかった。中盤でしっかりと立て直して取っていきたい」と、6日目以降を見据えた。
横綱昇進2場所目で、横綱として初優勝が目標。この日の相手の王鵬には、今年に入って、先場所までに1勝3敗(通算では大の里の4勝3敗)。苦手としていただけに、連敗していれば、初優勝が遠ざかっていた。取組後は「1日1番、集中して頑張ります」と、前向きに話した。全勝の横綱豊昇龍を1差で追い、逆転を目指していく。

