日体大1年だった2020年にアマチュア横綱となった花田秀虎さん(24)が、春場所13日目を観戦した。目指していたNFL入りが難しくなり、現在は進路を検討中。NFL再挑戦やプロレスのWWEのほか、角界入りも選択肢にある。10月30日に25歳になる花田さんが新弟子検査を受けるには、9月の秋場所がタイムリミットになる。打ち出し後の一問一答は以下の通り。
-本場所の観戦はいつ以来ですか
「先場所ぶりですね。東京で見ました」
-今日、印象に残った取組は
「そうですね、やっぱり安青錦さん、よく勝ち切ったっていう、すごいなと思いました」
-今場所は苦労しています
「はい。でも、すごいプレッシャーの中で、すごいなって尊敬しますね」
-今後の進路の方向性は固まってきましたか
「まだ確定はしてないんですけども。体作りはしっかりして、どこに行ってもいいように準備してます」
-相撲界に入る可能性は
「そうですね、ゼロではないんで。ただ、タイムリミットはあるんで、それまでには決めなきゃいけないっていうのがあるんで、そんなに時間もないんで」
-判断基準はどういう点になりますか
「そうっすね。判断基準ですか…」
-決断は難しいと思います
「そうですね。アメリカでやってた分、アメリカで活躍するっていう夢もありますし」
-それもまだ選択肢としては残ってる
「あります。そのフィールドをどっちにするかっていうところで」
-今、選択肢はどのくらいありますか
「そうですね。アメリカで活動するのと、日本で相撲に行くっていうのと、このどっちかですよね」
-いろんな部屋から声がかかっていると思います
「そうですね。ありがたいことにはい、かけていただいています」
-どういう点に大相撲の魅力を感じますか
「やっぱり今日見たような、華があるなって。独特な世界観で、普通の世界ではないっていう魅力。これだけのお客さまを相手にする人気なんで、(魅力は)ありますね」
-これからまた考えることになりますね
「そうですね、言ってる間にもう決まるんで。それに向けて準備をしっかりします」
◆花田秀虎(はなだ・ひでとら)2001年(平成13年)10月30日、和歌山市出身。小学2年から相撲を始める。和歌山商高では1年時に全国高校選抜大会個人戦で優勝。2、3年時には世界ジュニア選手権の無差別級で2連覇。日体大進学後、20年の全日本選手権で優勝し、アマチュア横綱に。大学1年の優勝は84年の久嶋啓太(元前頭久島海)以来36年ぶり2人目だった。22年ワードルゲームズ重量級では、日体大で1学年上の大の里を決勝で破った。23年に日体大相撲部を休部してアメフト転向。米コロラド州立大に編入し、NFL入りを目指した。昨年から学生コーチを務めつつ、NFLの外国人選手発掘プログラムに懸けたが、参加資格を得られなかった。186センチ、135キロ。

