西序ノ口23枚目の阿龍(23=中村)が、序ノ口の優勝決定ともえ戦を制した。まずは小力(23=田子ノ浦)を押し出し、同部屋の弟弟子、翔盛(18)も押し出して序ノ口優勝を決めた。
「序ノ口ですが、優勝できたのはすごいうれしいこと。正直、初日に負けてやばいと思っていました」。今場所初日は小力に敗れており、3人が6勝1敗で迎えた決定戦。小力に雪辱して、波に乗った。
最高位は東幕下40枚目。昨年5月の夏場所の取組で左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。3場所連続で全休し、先場所は1番だけ出場し、今場所から本格復帰したばかり。相撲を取る稽古は初めておらず、翔盛と取るのは稽古場も含めて初めてだった。
翔盛の実力については「強い。まだ入ってきたばかりで慣れない環境の中で2場所目。まだ翔盛の実力は出し切ってない」と弟弟子を思いやっていた。【佐々木一郎】

