日本相撲協会は25日、エディオンアリーナ大阪で大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、大花竜(おおかりゅう、24=立浪)の新十両昇進を発表した。これを受けて大花竜が同日午後にエディオンアリーナ大阪で会見。喜びを語った。
今月の春場所では幕下2枚目で6勝1敗と結果を出し、24年夏場所の初土俵から2年という目標通りの十両昇進。「部屋の横綱(豊昇龍)や明生関、他の兄弟子といろんなタイプがいるので、そういう人たちとたくさん稽古ができたのが良かった」と感謝した。
近大時代を過ごした第2の故郷とも言える大阪での十両昇進には「大阪の知り合いもいっぱい応援に来てくれて、特に応援されているなと感じたので、その人たちの前で昇進を決められたのはすごく良かった」と笑顔で話した。
新十両として挑む夏場所。「体重が重くてもスピードの速い相撲を取りたい。初めての15日間になるので、経験したことのない部分はたくさんあると思うけど、勝ち越し目指して頑張りたい」と意気込んだ。
地元青森の三本木農高(現三本木農業恵拓高)で監督を務めた父の影響で相撲を始め、小3で十和田市の志道館に加入。近大で全国学生体重別選手権で優勝するなど好成績を残して立浪部屋に入門した。
ここまで見守ってきた師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「何人か関取になっているが、新十両が出るということはあらためて本当にうれしい。本番に強いタイプ。それを磨いていけば、伸びていくんじゃないか。幕下時代から華がある感じなので、活躍して欲しい。立浪部屋のまた1つの顔としてやって欲しい」と期待。さらなる飛躍を求めた。
今年1月の初場所では、しこ名を「だいかりゅう」と間違えてアナウンスされることもあったが「今もたまに間違われることはあるけど(笑い)、徐々に覚えてもらっている」。ここからは誰もが知る力士になることを目指し「ずっと長く関取として相撲を取れるような力士、周りから愛されるような力士になりたい」と目標を掲げた。【永田淳】

