[ 2014年6月27日20時44分 ]大勢のファンが待つ中、帰国したザッケローニ監督(中央)ら代表の選手たち(撮影・浅見桂子)
W杯ブラジル大会で1次リーグ敗退に終わった日本代表が27日、成田空港に帰国した。
退任を表明したザッケローニ監督はカメラのフラッシュを浴び穏やかな笑みを浮かべたが、香川真司(マンチェスターU)や内田篤人(シャルケ)ら選手は表情に疲労感をにじませた。
成田市内のホテルで取材に応じた大久保嘉人(川崎F)は「もっと長くやりたかった。切り替えて、これからまたスタート」と無念さを漂わせ、岡崎慎司(マインツ)は「まだ整理できていない」と言葉少なだった。
選手によると、日本での解散を前にザッケローニ監督は「いいチームだった」と選手をねぎらったという。
主将の長谷部誠(ニュルンベルク)と本田圭佑(ACミラン)はブラジルでチームを離れた。