AKB48には「2万年に1人の美少女」という、インパクト十分な異名を持つメンバーがいる。都道府県選抜チーム8の東京代表、小栗有以(15)で、子犬のような愛くるしさで人気上昇中。選挙で狙うのは、16位以内の選抜だ。

 橋本環奈が「1000年に1人の美少女」と騒がれたのをきっかけに、アイドル界には「○○年に1人」シリーズが流行した。その最終形? と言われるのが小栗だ。「2万年」という重すぎる看板も、「チーム8を知っていただくきっかけになったという意味では良かった」と受け止める覚悟はできている。

 昨年の総選挙は圏外で、チームメートの倉野尾成美、坂口渚沙に先を越された。「去年ランクインしたい気持ちが強かったので、できなかったときは悔しかった」。それでも、最近は3作連続で選抜にも入るようになった。「(渡辺)麻友さんのプロ意識や立ち居振る舞いも、指原(莉乃)さんのMCも、いっぱい学びました」。1月には指原が一部プロデュースしたソロコンサートも行い、経験を積んだ。

 「今年はいっぱいメディアに出してもらえたので、ランクインしたい。目標は高く、16位以内。結果を残さなきゃ」。自分の宣伝文句「検索ワード」を聞くと、シンプルに、「チーム8 東京」という言葉を選んだ。「2万年という言葉に頼っちゃいけないな。自分で言うのは違うなって思って」。看板に頼らず、戦うつもりだ。【森本隆】

 ◆小栗有以(おぐり・ゆい)2001年(平13)12月26日生まれ、東京都出身。14年、AKB48チーム8に東京都代表として加入。AKB48選抜経験は3回。昨年の総選挙は圏外。

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AKB48チーム8小栗有以
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