SKE48のメンバー16人が30日、東京・赤坂サカスで、野外ライブ「ゼロポジションサマーフェスティバル」を行った。

CS放送TBSチャンネルの企画として開催された同ライブに参加したのは、高柳明音、内山命、斉藤真木子、須田亜香里、松村香織、大場美奈、古畑奈和、北川綾巴、松本慈子、小畑優奈、野島樺乃、白井琴望、杉山愛佳、水野愛理、佐藤佳穂、仲村和泉の16人。

夏フェスらしく趣向をこらしたライブとなり、SKE48の曲はもちろん、ユニットコーナーや番組MCを担当する高柳による「ちゅリクエストアワーベスト5」などでファンを楽しませた。

ライブ終盤には、大場がセンターでAKB48「君の背中」を歌った。大場は「この曲は自分にとって分岐点の曲で、深いことはいいませんが、気になる方はネットで『君の背中』『大場美奈』『わけあり』で検索してください」とファンを笑わせた。「センターに立てなくても、今年の総選挙で8位ですし、いろんなやり方で上を目指せるので、後輩たちに大場の背中を見て、いろんなやり方があるよという意味も込めて歌いました」と話した。

そんな大場は、「ちゅリクエストアワー」でSMAPの楽曲を歌唱中、松村のほっぺにキスもしていた。

最後の曲「ラムネの飲み方」では、キャプテン斉藤が涙した。「『ラムネの飲み方』を明音ちゃんと歌うのが初めてで…」と涙声になったが、松村が「真木子もいろいろあったからね。調べたら出てくるから」と会場から笑いを誘った。高柳は「この曲を今のメンバーで歌いたかったので、最後の曲に選びました」と明かした。

ライブ終盤には、最新曲「いきなりパンチライン」の発売記念イベントで発表されたドキュメンタリー映画のタイトルが「アイドル」に決まったこと、そして10月19日の公開を報告した。高柳は「公開ギリギリまで密着した、アイドルの過酷さやステージ裏も映された作品になると思いますので、よろしくお願いします」と呼びかけた。