HKT48が劇場デビュー7周年を迎えた26日、福岡・西鉄ホールで記念公演を行い、新たな専用劇場の場所が同市中央区のホークスタウンに建設される施設に決まったと発表した。

場所はプロ野球ソフトバンクが拠点を置くヤフオクドームの隣に建設される、「エンターテインメントビル(仮称)」の1階。ソフトバンクが、次世代型複合エンターテインメント施設として建設を進めているもので、まさに福岡の新名所。発表されると、メンバーや場内のファンから大歓声が上がったが、場内画面で開場時期が「オリンピックが行われるこの年 2020年春」と発表されると、「まだまだやん」とツッコミが入った。

チームHキャプテン松岡菜摘(22)は「最後、涙が出てきそうになったんだけど、2年後…」とつぶやきつつも、「ホークスタウンに戻れるのがうれしい」と、16年3月まで拠点にしていた旧劇場の近くに戻れることに感慨深げだった。指原莉乃(26)は「誰が生き残るか、サバイバルゲーム。発表できたことだけでも良かった」と、年上メンバーたちを見やった。

HKT48は11年11月の劇場デビューから、ホークスタウンモールに専用劇場を持っていたが、16年3月からの再開発を機に閉館した。その後は西鉄ホールなど、同市内にある300人規模の複数会場を回りながら、劇場公演を行っていた。