NMB48谷川愛梨(24)が25日、大阪・NMB48劇場で卒業公演と生誕祭を行った。

オープニングで「このあいさつをするのも最後かな」。MCでは、所属するチームNの思い出話に「思い出すとぐっとくる」と寂しがった。

卒業セレモニーでは、NMB48を卒業後初の舞台出演が決定し、谷川からファンに報告した。来年2月20~23日に東京・紀伊国屋ホールで「シェア・ザ・ワールド2020」に出演する。

谷川は「東京ですが、別の舞台で大阪でさせてもらいます。情報解禁待っててね」と呼びかけた。さらにファンクラブの設立も発表されたほか、「来年、私が脚本も演出もキャスティングもする舞台を計画してるので、そちらも楽しみに」と報告した。

2期生で「桜の花びらたち」を披露。谷川は「私にとって大切な曲で、最後に絶対に同期とやりたくてとっておきました。みんなと歌えて幸せです」と喜んだ。

11月に卒業した太田夢莉(20)から谷川に手紙が届き、吉田朱里(23)が代読。太田は「自分がいないことに不思議な気持ち」「悩んでいたときに味方でいてくれた」などと感謝した。

家族からのメッセージも届いた。谷川の母は手紙で「『NMB48のオーディション受けてみる?』って聞いたとき『アイドルなんてがらじゃないし、人前で歌うとか無理』って言ったの覚えてる?」と尋ね「あの日がNMB48谷川愛梨の始まりだったかもしれないね」と振り返った。妹からの手紙も届いた。

谷川は「明日からは1人のマルチタレントとして、いろんなことに挑戦して頑張っていきます」と意気込んだ。