AKB48武藤十夢(27)が8日、TBS「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に初出演した。

指導者の暴行・隠蔽(いんぺい)騒動が問題になっている熊本の秀岳館高サッカー部生徒の謝罪動画について言及。段原一詞監督が生徒に実名、顔出しでの謝罪動画を指示していたことに、武藤は「生徒の学校名、部活、顔、名前が出たら、個人情報ってすぐに調べられるものだと思います。こういう動画を出すと、1回消してもずっと残るものじゃないですか。これって“デジタルタトゥー”だと思うんですよね。一生、その子たちにつきまとうものだから、本当にそれを監督がやらせるというのは信じられないと思います」と話した。

デジタルタトゥーとは「デジタル」と「タトゥー=入れ墨」を組み合わせた造語。1度、インターネット上に書き込まれ拡散した画像やコメントなどは、その情報が半永久的にインターネット上に残ることを意味する。

終了後、武藤は「現在進行形で起こっている、今の問題について意見する情報番組は初めてだったので緊張しました。『サンジャポ』に出演してみて、いろいろな問題について興味も沸いたし、知らなきゃいけないことも沢山あるなと改めて思いました。もっと、もっと勉強します」と振り返った。