「坂道の火曜日」は、乃木坂46生田絵梨花(22)の登場です。「レ・ミゼラブル」など多数の本格ミュージカルに出演し、新曲「Sing Out!」(5月29日発売)ではポジション最前列を固める不動の中心メンバー。欅坂46や日向坂46の印象や、グループ愛について語りました。

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グループ活動に加え、ミュージカルの稽古や上演で多忙な日々を送る。「他のグループと交流が少なくて」とした上で後輩グループについて語った。

笑顔でポーズを決める生田絵梨花(撮影・林敏行)
笑顔でポーズを決める生田絵梨花(撮影・林敏行)

「欅坂は単純に格好いいです。乃木坂のみんなでパフォーマンスを見て『この曲格好いい! 歌ってみたいね』と言っています。一方で紅白歌合戦のコーナーでご一緒した菅井(友香)さんと小林(由依)さんはすごく柔らかくて女の子らしかったので、いろんな個性を感じました。日向坂46は『ザ・明るい』という感じで、ミュージックビデオもカラフルでポップなイメージです」

2つのグループとも乃木坂46とは違う魅力を持っていることを踏まえて「『よくできているなあ』って思いますね」と笑った。

乃木坂46では、昨年若月佑美(24)西野七瀬(24)ら同期が卒業。一方で、フレッシュな4期生が加入した。「最近4期が入ってきて3期がお姉さんに見えてきたんです。気遣いもしてる場面もよく見かけるし。みんなそうなんですけど、例えば(大園)桃子が「先輩のも持ってきますよ!」って積極的に何かを一緒に持ってきてくれたりします」と明かす。

14歳で加入して約8年。「これからは若い子たちが引っ張って欲しいし、それを応援するような、温かい気持ちはみんな持っています」。グループでの目線も「お姉さん」になった。

 
 

「乃木坂の雰囲気が本当に好きなんです。全体の雰囲気って、ちっちゃい積み重ねから作られると思うんですよ。しっかりあいさつをするとか、ゴミを片付けるとか、困っている人がいたら助けてあげるとか。そこを忘れないように1人1人がやっていけたら、メンバーが代わっていったとしてもいい雰囲気は続いていくんだと思います」【横山慧】

◆生田絵梨花(いくた・えりか)1997年(平9)1月22日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。3歳でピアノを始め、全国大会出場経験もある。愛称「いくちゃん」。今年4月に「第44回菊田一夫演劇賞」受賞。160センチ。血液型A。