欅坂46のキャプテン菅井友香(24)が、昨年9月に開催された初の東京ドームライブを振り返ります。ドーム公演を収録したDVD&ブルーレイが1月29日に発売。アンコールの「不協和音」については、ほほえましいエピソードも明かしてくれました。【横山慧】

やわらかな笑顔を見せる欅坂46菅井友香(撮影・足立雅史)
やわらかな笑顔を見せる欅坂46菅井友香(撮影・足立雅史)

東京ドーム公演から4カ月が経過した。「なんだか結構前に感じますけど、やっぱり夢だったステージなので、こうやって時間がたっても、去年の中で印象的なうれしかった出来事だと思い返せるようなライブでした」と振り返る。

1曲目は「ガラスを割れ!」から始まり、本編ラストは「サイレントマジョリティー」「アンビバレント」「危なっかしい計画」などキラーチューンを連発する構成だった。「メンバーがやりたいって思っていた曲とか、今まで頑張ってきたライブの世界観とか、『ザ・欅』って感じを詰め込んだセットリストでした」と明かした。

特にアンコールの「不協和音」は、平手友梨奈(18)センターの形では1年9カ月ぶりの披露。ファン5万人が熱狂した。「振り付けの確認を久しぶりにした時、メンバーも楽しくてめっちゃ笑っていたんです。やっぱり『不協和音』は燃えるね、って。笑顔の『不協和音』リハーサルでした」と明かした。

「やっぱりイントロがかかると、自分たちも戦いに行くみたいな気持ちになります。久しぶりのてち(平手)がセンターっていうのが、後ろで踊っていてもうれしかったです。あんなに盛り上がっていただける曲があるって、ありがたいことだなと思います」

「不協和音」は昨年末のNHK紅白歌合戦でも披露した。「正直『不協和音』をやらせていただけるとは思っていなくて、聞いた時はびっくりしました。でも、たくさんの方に知っていただくチャンスだし、1年で進化したものを見せられると思ってパフォーマンスしました」。

総合司会の内村光良(55)からも「よくやった! 『新・不協和音』だ!」と絶賛された。「内村さんにそう言ってもらえてうれしかったです」と笑顔を見せた。

自身のパネルと同様にクールな表情の欅坂46菅井友香(撮影・足立雅史)
自身のパネルと同様にクールな表情の欅坂46菅井友香(撮影・足立雅史)

◆菅井友香(すがい・ゆうか)1995年(平7)11月29日、東京都生まれ。愛称「ゆっかー」「菅井様」。15年8月加入、欅坂46の1期生。17年1月にキャプテン就任。小5で始めた乗馬が特技。文化放送「レコメン!」月曜レギュラーパーソナリティー。166センチ。血液型AB。

(1月28日付紙面に掲載したものです)