櫻坂46の遠藤理子(19)が、13枚目シングル「Unhappy birthday構文」(10月29日発売)で初めて選抜メンバー入りを果たした。
周囲から愛される末っ子気質で加入当初は「赤ちゃん」とも呼ばれたが、三期生楽曲「本質的なこと」でセンターを務めるなど着実にステップアップ。成長著しい19歳が新たな扉を開く。【寺本吏輝、横山慧】
■喜びと不安と
選抜メンバーとして名前を呼ばれた瞬間を「驚きでした」と振り返った。さまざまな感情が渦巻く中、「やっぱりファンの皆さんに喜んでいただけるかなっていうところが一番。喜んでいただけたらもうそれは幸せです」と応援してくれるファンのことが真っ先に思い浮かんだ。選抜メンバーたちからは「一緒に活動できるの楽しみだよ」と声をかけられ、発表を見た地元の友人からも「おめでとう」と連絡を受けたという。
一方「多分ファンの皆さんも、なんで私なんだろうっていう部分もあると思います」と重圧も感じている。「そう思う方はいると思うので、だからこそ、認めていただけるように頑張るしかないな、っていう気持ちではあります」と真剣なまなざしで語った。
選ばれた喜び、選ばれたからこその不安、全てが初めての感覚になる。発表を受けて「選抜メンバーの背中を見ながら、自分に足りないところをもっと磨いていきたいなって思いました」と話す向上心の高さも、魅力の1つだろう。
■すてきな時間
23年1月の加入から約2年半かけて、初めてたどりついた選抜メンバーとしてのステージ。「(選抜以外の)BACKSで活動するのと、やっぱり環境が違います」と素直に明かした。
ミュージックビデオ(MV)の撮影など緊張する場面もあったというが「(山﨑)天さんが本当にずっとお話ししてくれましたし、松田(里奈)さんも。MV撮影は結構長い時間かかるんですけど、その大変な中でもずっと明るく場を盛り上げてくださって」とグループを引っ張る先輩の背中を目の当たりにした。貴重な時間を過ごし、「このグループに入って良かったなって改めて思うくらい、すごくすてきでした」と屈託のない笑顔を見せた。
■辛抱強さ強み
自身のアピールポイントについて「自分でも本当に分からないんです。自分がどういう人間か」と苦笑いしつつ、「でも、辛抱強いところは、やっぱり自分の中でも強みだなって思えることです」と続けた。
オーディション合格直後の強化合宿では、歌とダンスの厳しい鍛錬に「今までで一番泣いていたなって思います」と振り返る。だからこそ「この3年活動していますけど、やっぱりそこ(合宿)が原点ですし、そこで心が折れたからこそ今も頑張っていけてるなって実感します」と持ち前の忍耐力で壁を乗り越え、選抜の座を手にした。
「この13枚目シングル、心を強く持って、どんどん、どんどん前に進み続けていきたいなと思います」
その言葉には、強い力がこもっていた。
■センター同期
今作のセンターは同期の村井優(21)が務める。村井について「本当に村井の向上心を尊敬しています」と話す。「レッスン時間よりも前に来て先に1人で練習していたり、自分で動画を撮って何回も練習していたり。私もすごく頑張ろうって思える存在です」と同期からも刺激を受け、自身の成長につなげている。
最後に、ファンへのメッセージを聞くと「やっぱりファンの皆さんがいなかったら成り立たないですし、私もファンの皆さんからたくさんの力をいただいてここまで来られています。ここで止まらないようにこれからも私なりに努力し続けていくつもりなので、これからも見守っていただきたいですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。考えながら丁寧に言葉を紡ぎ、固い決意を口にした。
選抜メンバーとして、1回りも2回りも成長した姿をファンに届ける。
◆遠藤理子(えんどう・りこ)2006年(平18)1月9日、埼玉県生まれ。23年1月加入の三期生。愛称は「えんりこ」「えんりこちゃん」など。155センチ。血液型A。








