タレント指原莉乃(28)、麒麟川島明(42)が、TBS系バラエティー新番組「100%! アピ~ルちゃん」(10月スタート、月曜午後10時)で初タッグを組むことになり31日、発表された。アピール下手で魅力を伝え切れていない人やスポットを、番組が全力でアピールしていくという。自身を「アピール上手」と語る指原と、アピールを避けがちという川島に、息ぴったりのアピールトークを聞いた。
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-日本人は自分からアピールしないことが美徳、みたいなところがありますが、人やモノ、スポットなど、すてきなものがアピール下手で埋もれてしまうのは残念なことでもあります。それを代わりに全力アピールするというのは応援しがいのある試みかもしれません
指原 意外とみんな自分のいいところって言いませんよね。謙虚であるのもいいけれど、最近は自分の自信のある部分を発信できる人が魅力的に映るようになってきた気がします。この番組をきっかけに、アピールするのはすてきなことだとなったらいいなと。
川島 「なんでこれをアピールしないの?」というものを、グイッと気持ちよく引っ張り出してあげたいですね。個人的には富山県をなんとかしたい(笑い)。海の幸が本当に素晴らしいのに、北海道や九州にアピール力で負けていて、隣の石川県にも負けている感じがほんともったいない(笑い)。
-おふたりのアピール力はいかがですか
指原 私はアピール上手かもしれないです。よくない意味で、努力を人に見せるタイプ(笑い)。「やってます!」と言っちゃいたいタイプなので。
川島 僕はアピールして目立とうとはしないタイプですね。アピール下手というより、めちゃくちゃ頭悪いという弱点がバレないための対策です。知ってることだけ堂々としゃべっているので物知りと思われがちですが、本当は知らんことばかりで頭悪いんですよ。
-せっかくなので、お互いに自分のアピールポイントをプレゼンし合ってください
指原 基本的にスタジオを変な空気には絶対にしないです。大爆笑はないけれど、スタジオを変な空気にしたことは今までありません。
川島 いちばんいいわ、最高! 男女ともに愛されるし、炎上しても無敵だし(笑い)。女性タレントの完全体。ほんと頼もしい。僕がアピールできることなんて、声の説得くらい。
指原 逆に、漢字が全然ダメなので助けてください、ということもアピールしておきたいです。さっきも「下目黒(しもめぐろ)」を「しためぐろ」と読んでしまったばかりだし。
川島 そっちは大丈夫なので助けますよ。僕は、興味のない人に対して露骨に態度に出がち(笑い)。「好きな食べ物は何ですか」みたいなお見合いみたいなことしか質問できないので、そこを助けてほしいです。
指原 任せてください。川島さんがそういう時は私が一生懸命しゃべります(笑い)。
-新番組についてアピールを
川島 正直、どんな番組か世界観がまだよく分かっていないんですよ(笑い)。普通は特番3回くらいやってからレギュラー化するものなのに、いきなりバーン、みたいな。でも、スタッフさんからは「正直に、素でリアクションしてください」と言われているので、めちゃくちゃ楽しみです。今の時代に求められているのはうそをつかないことだと思っているので、本音で語り合って、視聴者に共感してもらえたら。
指原 番組作りは偉い人たちにお任せして、私たちは楽しんでやるだけ。川島さんとこうしてお話しして、完璧すぎて安心したので、今から楽しみです。どんどん仲良くなって、川島さんのいいところもがんがんアピールしていきます(笑い)。
【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)