テレビドラマの新進脚本家を顕彰する「市川森一脚本賞」の主催財団は22日、第3回の本賞の受賞作はなく、奨励賞にフジテレビ系「素敵(すてき)な選TAXI」のバカリズム(39)、NHK・Eテレ「悪夢」の宇田学(37)を選んだ。

 バカリズムは福岡県田川市出身。お笑い芸人として独創的な発想のネタで活躍する一方、昨年10~12月放送の「素敵な-」で初めて連続ドラマの脚本を手掛けた。

 宇田は岡山県倉敷市出身。劇団PEOPLE PURPLE代表で脚本、演出のほか俳優としても活動。2011年からドラマ脚本も手掛けている。「悪夢」は昨年12月に放送された。