タレントのIMALU(27)が、父の明石家さんま(62)と母の大竹しのぶ(60)が離婚したことに対する思いを語った。

 IMALUは23日放送のNHK「あさイチ」に出演。この日の放送は「親の離婚 こどもの本音」がテーマで、IMALUは2歳だった92年に両親が離婚したが、「小さい時は単純にお父さんお母さんがいる家庭が素直にうらやましいなって思ったけど、その気持ちは言いづらかったりとかもしました」と振り返った。

 IMALUは両親の離婚後は母の大竹に育てられたが、「当時は離婚した後なんで父のことをネガティブに言ったりとかすると、父とあんまり過ごす時間がない中、すごく印象が悪くなっちゃうじゃないですか。だから『本当はどうなのかな』とか思った」と父さんまに対して複雑な思いがあったことを明かした。

 両親の離婚理由は直接聞いたことがないという。「なんかあんまり、聞いていいのかがわからない」としたが、「でも私の場合、テレビで聞いたりします」と笑わせた。

 また、IMALUが幼稚園の頃、母に新しい恋人ができ、一緒に住んでいたという。「私からしたら第2のお父さん」という存在だったが、学校などで父の日に似顔絵を描くことになった際、「どっちの顔を描こうかなって。本当のお父さんなのか、今お家に帰ったら遊んでくれるお父さんなのか」と迷い、「一緒に住んでいる方は、帰ってきたときに(似顔絵を)見るじゃないですか。だからそっちの方の顔を描いたんですよね。父の日だからお父さんの顔を描けばいいのに、気を使った」と複雑な子ども心を明かした。

 また、離婚後も仲良くテレビで共演している両親に「結婚しちゃえばいいのにって、私も思うんですけどね」と思いを明かした。