福山雅治(48)が23日、武井咲(23)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)の収録現場を訪れ、武井の“悪女ぶり”を絶賛した。主題歌「聖域」(来月13日発売)を歌っている縁で激励に訪れた。横領した金などで銀座にクラブをオープンし、夜の世界でのし上がっていく主人公の元子を演じる武井は着物姿で出迎えた。初対面の2人は、武井は「やっとお会いできました」と喜び、福山は「ある意味、夜の銀座のスーパースター。本物の元子に会えてうれしいです」と照れた。

 福山は武井の演技を「力強くなっていくほど、はかなさも見えてくる。すごいな、うれしいなと思いながらも、成長し過ぎてさみしくなってきている」と独特の言い回しで褒めた。さらに「23歳でいろんな大人に対する交渉術を覚えてしまうと、これは大変ですよ。交渉がうまくなって、男の人にどんどん怖がられちゃうんじゃないかな」と心配していた。