歌手泉谷しげる(69)が24日、東京・秋葉原で、茨城県常総市を応援するイベント「がんばっぺ! 常総フェスティバル2018」(4月28日から5月6日)のPRで、同市特産の「福幸米」を通行人に配った。
2015年9月の「関東・東北豪雨」で鬼怒川が決壊し、甚大な被害を受けた常総市。泉谷は友人のさだまさし(66)に誘われて1カ月後に避難所を慰問してミニライブを行った。今回は3年ぶりに同市を訪れ、地域活性のために一肌を脱ぐ。
「3年前に『また来るから』と社交辞令で言ったら、真に受けてるんだよ。それに、帰る時には米や野菜をたくさんくれるしさ。『逆だろう!』って言いたいよ。常総市の人は本当に人間がいい。ひねくれている人がいない。珍しいよ」と、泉谷らしい毒舌で常総市で暮らす人たちにエールを送った。「だから、今回のイベントの総合プロデュースをします。陣頭指揮を執って、9日間、アート展もやるし、トークショーもライブもやる。ライブは初期のころからの作品を全力でやります」と説明した。
神達岳志市長(49)は当時の県議。泉谷に「いつか、元気になった常総市を見に来て」と呼び掛けていた。「3年前のあの時、市民は泉谷さんに本当に勇気づけられた。このイベントが、常総市の物産を内外に発信する良い機会になればいい」と期待した。
「関東・東北豪雨」は台風18号の影響から大きな被害を受け、宮城県2人、茨城、栃木県でそれぞれ3人の計8人が死去。全国で床下浸水は8998棟に上った。最も被害が大きかったのが茨城県で、全壊が50棟、半壊が3836棟だった。常総市の浸水面積は最大約40平方キロメートルと広範囲に及んだ。



