ザ・ドリフターズの加藤茶(75)が、“子作り”を断念したことを明かした。

 加藤は3日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に、妻の綾菜さん(30)とともに出演。なれ初めや夫婦生活などについて語った。

 加藤は、訪れたすし店でアルバイトをしていた当時21歳だった綾菜さんに一目ぼれ、果敢にアプローチして交際に発展。綾菜さんも「初めて見た瞬間から『いいな』と思いました。優しくて、加トちゃんの面倒を一生みたい」と思っていたという。加藤からのプロポーズを快諾し、両親に相談することなく1時間後には婚姻届を出したと明かした。

 45歳差婚は当時、大きな話題となり、綾菜さんには「財産目当て」「保険金目当て」などといった誹謗(ひぼう)中傷が3年間も続いたという。しかしそれらを乗り越え、今年で結婚8年目。加藤は司会の黒柳徹子から「お子さんができなかったのが申し訳ないと?」と話を振られ、「そうですね。一生懸命、頑張ったんですけど、やっぱり頑張りきれなくて、作れなかったんですよ」と断念したことを明かした。

 綾菜さんも「初めの1、2年は『子ども欲しいね』って話はしてたんですけど、あんまりプレッシャーにならないように、しないように暗黙の了解みたいな感じで話さなくなって、子どもの代わりに犬を飼おうっていう話になった」と説明した。