女優安藤サクラ(32)が4日、都内で、主演する次期NHK連続テレビ小説「まんぷく」(10月1日スタート、月~土曜午前8時)の第1週6話の試写と会見に夫役で共演する長谷川博己(41)と出席した。インスタントラーメンを発明した夫妻の人生大逆転の成功物語。

安藤は当初、完成した作品を見るのが怖かったと言うが「タイトルバックだけと思って見たら1話を見てしまい、1話で終わりにしようと思ったら2話も見て、結局1週分見てしまって、めっちゃ面白いと思いました。はまりました」と語った。さらに「始まったということは終わるんだなと思ってしまって、今、すでに寂しくなっています。それが最近、つらいです」と会場を笑いに包んだ。

長谷川は「僕も1話だけと思って見たら、どんどんはまってしまって最後まで見て夜中の3、4時になりました。自分で言うのも何ですが、本当に面白い。でも自信があると書かないで」とあいさつした。安藤については「ものすごくかわいらしい」と語った

安藤は第1週では18歳から20代前半を演じている。「10代を演じるにあたり、悪あがきせず、『しょうがないじゃん、笑ってください。32歳です』という気持ちでやりました。ちょっとでも若く見せようというのはあきらめました。こんなチャンスはなかなかない。この機会は存分に楽しまなきゃいけないと思ってやっています」と語った。苦労はないと言うが「モニターを見る時がつらいです。はっきり見ないようにしています」と笑った。