映画「ヒトラーと戦った22日間」の公開記念イベントが4日、都内で行われ、ロシア駐日大使のミハイル・ユリエビッチ・ガルージン氏と、駐日イスラエル大使館次席のイリット・サヴィオン=ヴァイダーゴルン氏が出席した。

映画の舞台は第2次世界大戦下のポーランド、ソビボル絶滅収容所。収容者らが結束し、脱出計画を練り、大規模な反乱を起こすまでの22日間の物語が描かれている。

ユリエヴィッチ氏は「人間の精神、尊厳の力が描かれている。収容所という大変厳しい状況においても人間が持つ道徳心を失うことなく、敵に対して対抗した人々の物語。1945年以降の平和はこうした人々が払った代償の上に成り立っている。現代を生きる私たちはそれを次世代につなぐ責任がある」と、この映画の意義を説いた。

続いて登壇したサヴィオン氏は「ウクライナやエストニアなど映画の舞台となっているポーランドにおいても、ナチスを美化する動きが目立つようになっている。私はホロコーストの第2世代として、2度とこうしたことを起こさせない。この映画が日本で公開されることを喜んでいる」とコメントした。

映画は9月8日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開予定。