NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の脚本を手がける北川悦吏子氏が、ドラマ内で描かれた実体験に基づくエピソードを明かした。

幼なじみの萩尾律(佐藤健)と2人で起業し、「そよ風」の扇風機を作るための研究を開始したヒロインの楡野鈴愛(永野芽郁)。11日放送の第140話では、律とその友人で自身が過去にフラれたこともある朝井正人(中村倫也)とともに作業をしていた鈴愛が、先に帰るためその場を離れると、2人がオフコースの名曲「さよなら」を歌う声が聞こえてくる、というシーンが描かれた。

北川氏は同日更新のツイッターで「ごめんなさい。炎上必至で自慢ツイートさせてもらいます」と前置きした上で、「このエピ、実話です」と告白。「私が大学一年の頃、先に帰る私に、きれいにハモって『さよなら』歌ってくれたイケメンふたり。見てたらサンキュー。エピソード、もらいました」と当時を振り返って感謝した。

さらに北川氏は「ま、でも、2週間に2回ふられたのも、実話なんで。なんなら、突き飛ばされたのも…。ま、公園じゃないけど。西麻布の交差点だけど」と、同ドラマ内には実話がちりばめられていることを明かした。