沢口靖子(53)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の9日の第4回の平均視聴率が13・5%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・7%、第2話は12・3%、第3話は14・1%だった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第4話のゲストは室井滋、笠松将、諏訪太朗ほか。著名な絵本作家の早乙女由子(室井)が、何者かに頭を殴られて殺害された。心臓に持病があり2カ月前から入院していたが、事件当日から一時帰宅していた。臨場した榊マリコ(沢口)らは部屋にうずくまっていた由子の愛猫「ももちゃん」を発見し、付着物を調べる。

その矢先、由子が余命宣告を機に全財産8億円をももちゃんに相続するという遺言を残していたことが発覚。「負担付死因贈与」という贈与契約で、由子はももちゃんの世話をするという条件付きで、ペットシッターの稲葉剛(笠松)に遺産をすべて譲る契約を交わしていたという。

土門刑事(内藤)はこの契約がなければ遺産を受け取るはずだった由子の弟、修一郎と妹の英恵に事情を聴く。